軟式テニスと硬式テニス 徹底比較
軟式テニスと硬式テニスには使用する道具の違いや、テニスコートのサイズの違いや、ルールの違いなどがありますが、最も大きな違いは使用する道具についてです。
使用するボールには材質や重さなどの違いがあり、材質の違いによって様々な特徴があります。軟式ではゴムだけで作られたボールを使用し、硬式ではゴムやフェルトなどの材質で作られたボールを使用します。
重さについても軟式では30グラム程度で、硬式では60グラム程度となっています。
材質や重さなどに違いがあることで、軟式テニスボールと硬式テニスボールでは、ボールの飛び方などにそれぞれ特徴や、メリットとデメリットがあります。
硬式テニスボールの方が遠くまで飛びやすく、狙ったところに飛ばしやすいというメリットがあります。逆に軟式テニスボールは軽い力でも飛ばすことができますが、ゴムなどの柔らかい材質で出来ているので狙ったところに飛びにくいです。
軟式と硬式の2つのボールでは、飛ばしやすさ以外にもメンテナンス性などでも大きな違いがあります。
硬式の場合にはゴムの弾力を使って飛ばすノンプレッシャーボールと、ゴムの弾力以外に内部の空気を使って飛ばすプレッシャーボールがあります。
基本的に硬式の場合はプレッシャーボールでもノンプレッシャーボールでも、後からボール内部に空気を追加することは不可能です。
しかし軟式であれば、空気を入れるための穴が開いているので、後から空気を補充することが可能で経済的です。